結果報告
今年の2月に産声をあげた「13日には13路大会」も皆様のご厚意のおかげで11月の開催で10回目を迎えました。記念すべき第10回大会は、11月13日(金)に、初台囲碁クラブで開催されました。初台囲碁クラブは新宿の隣駅、京王新線の初台駅から徒歩5分の所にあってアクセスは便利です。平日夜の開催だというのに26名もの方々にご参加いただきました。
初台囲碁クラブはビルの1階と地下1階が階段でひとつながりになっています。飲食店では良くありますが、碁会所としては珍しいですね。地下1階のフロアは結構広くて、学校の教室程度の広さがあります。
今回の大会は、アマ強豪が何人も参加して下さって、レベルの高い碁が随所で見られました。
一番手前は、秋田県代表の高橋新一郎さん(左)と井場 悠史さんの対局で、井場さんがなんと逆コミ12目という大ゴミを出す手合い割り。「流石に負けたら秋田に帰れないと思った」と局後に語っていた高橋さんが見事に勝利。
13路の碁も二人の共同作業。一局一局にドラマがあります。
この夜の初台囲碁クラブでは同じフロアで囲碁教室(写真奥)や指導碁が開催されていました。息子さんを教室に預けていた大会参加者の方もいらっしゃいました。
手前は上のクラスの全勝対決。勝った方が優勝です。見ごたえのある一局になりました。
手前は下のクラスの決勝戦。その奥に元アマチュア本因坊の村上深さん(左から二人目)の姿も見えます。
下のクラスの決勝の碁を、主催の政光順二氏が棋譜付けしているというシーン。手作りの大会ならではの光景です。
優勝決定局が終わって、その後の感想戦の様子。熱戦の余韻がさめません。
上のクラスで見事に全勝優勝して笑顔の高橋新一郎さん。「秋田から来た甲斐がありました。」とコメント。
下のクラスで優勝した浜村倫行さん。会社で昼休みに同僚の方と13路で練習されていたそうですが、それが実ったようですね。おめでとうございます!
3勝1敗で2位に入賞し、なんと前人未踏の十段に昇段してしまった井場さん。多くの逆コミを背負いながらも強豪をなぎ倒し、「僕は強いんです。頑張りました。」と胸を張りました。(我こそはと思う腕自慢の方、どうか井場さんを止めて下さい…)
表彰式の一コマ。次回の大会はぜひ優勝して下さい。お待ちしています。